◇ 大戸屋HD、第3四半期も増収増益

 和食チェーン「大戸屋ごはん処」を運営する㈱大戸屋ホールディングス(神奈川県横浜市、蔵人賢樹社長)は11月7日、令和7年(2025)3月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで売上高232億29百万円(+12.5%)、営業利益13億7百万円(+14.7%)、経常利益13億77百万円(+17.0%)の増収増益で、四半期純利益も9億58百万円(+3.1%)を計上している。

 「コロワイドグループとの仕入共同化、商材の最適化により仕入コスト削減に取り組みながら、各店舗では食材の適切な在庫管理を徹底」、また「店舗の売上状況に応じた人員配置やモバイルオーダー、セルフレジなどで注文や会計時の一部を効率化し運営体制を構築」。また「テイクアウト販売の利便性の向上や大戸屋デリバリーの稼働率上昇を行い中食事業を拡大」、さらに「季節の美味しさを堪能できる季節限定メニューの開発、各種クーポンの配信、メディア露出の強化として首都圏でのトレインビジョンや柱サイネージの広告出稿など、来店促進」に取り組んだことが奏功したとしている。

 国内直営事業で、「大戸屋ごはん処」2店舗を新規出店、3店舗を直営からフランチャイズに切り替え、2店舗を閉店。12月末現在の稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」140店舗、その他6店舗となった。
 国内フランチャイズ事業で、「大戸屋ごはん処」2店舗を新規出店、3店舗を直営からフランチャイズに切り替え、2店舗を閉店。12月末現在の稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」162店舗となった。
 海外直営事業の12月末現在の稼働店舗数は、9店舗(香港4店舗、ニューヨーク4店舗、タイ1店舗)となっている。
 海外フランチャイズ事業の12月末現在の稼働店舗数は113店舗(タイ55店舗、台湾48店舗、インドネシア9店舗、マレーシア1店舗)となっている。

 通期連結業績予想は変更なく、売上高290億76百万円(+4.2%)、営業利益16億75百万円(+1.8%)、経常利益17億8百万円(+0.5%)の増収増益を見込んでいるものの、当期純利益は13億23百万円(▲5.7%)の減益を見込んでいる。

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