◇ 木徳神糧、令和6年12月期は「価格転嫁すすみ」増収増益、過去最高益を更新

 木徳神糧㈱(東京都千代田区、鎌田慶彦社長)は2月14日、令和6年(2024)12月期決算を公表した。連結ベースで増収増益となり、営業利益、経常利益、最終益いずれも上場来の過去最高を更新した。

 その要因を、「米穀事業においてMA米の販売数量が前年同期比で減少したが、令和5年産米に続き令和6年産米の需給バランスが大きく崩れ、取引価格が上昇したこと」、「得意先への安定供給に努めるとともに、適時適切に価格転嫁を進めたこと」などと説明している。

 好調を牽引した米穀事業は増収増益。収益面では「集荷競争で令和6年産米の取引価格が出回りから高騰する状況においても、精米販売が概ね堅調に推移した」と説明。利益面では「特に強い家庭用の需要に対応すべく、新米調達の前倒しなどの機動的な調達によって、得意先への安定供給に全力を注ぐなか、価格転嫁が進んだ」としている。

 令和7年(2025)12月期の業績予想は、増収増益を見込む。

ごはん彩々

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