◇ 農水省調べ、量販店販売数量またも悪化

 農林水産省は3月3日、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、量販店での販売数量は悪化。1月20日の週で一度プラス圏に浮上したものの、それ以降、水面下で浮き沈みを繰り返している。販売価格は依然として高値を更新し続けている。

 POSデータに基づく量販店での販売数量は、「8月5日以降伸びが著しい週が3週継続。 9月2日以降の週は概ね前年を下回る水準で推移し、令和7年2月17日の週の販売数量は対前年同期▲6%。」と指摘。前週(2月10日~2月16日)の前年同期比▲0.4%から大きく悪化している。
 販売価格は、2月17日の週は「3,939円」で、前週比+47円(+1.2%)、前年同期比+1,916円(+94.7%)と、4,000円台を目前に迫っている。

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