◇ 4月から新潟市でバイオマスプラスチック「ごみ袋」販売

 ㈱バイオマスレジンマーケティング(新潟県新潟市、山田眞社長)はこのほど、新潟市産資源米を原料の一部に使った「新潟市燃やすごみ指定袋」が完成したと発表した(3月2日付)。20Lの小サイズ・500万枚。4月から市内で順次販売される。

 ごみ袋に使う米は食用米ではなく、バイオマスプラスチック用の資源米。農地所有適格法人やまがら(新潟市西蒲区)と、農事組合法人あけぼのクラブ(江南区)が生産した。
 バイオマス率(米含有率)は10%。従来品に比べ「柔らかい感じ」で、焼却時の二酸化炭素を10%抑制するという。今回、企業から支援を受け、製造費用の一部に充てた。支援した企業は以下の通り。
 バイオマスレジンマーケティングは、「新潟市民のみなさん、企業のみなさん、そして新潟市とともに、お米のバイオマスプラスチック製指定ごみ袋などを通じて、ゼロカーボンシティにいがたの実現に向けた取組を行っていく」とコメントしている。

《協力企業》
△アイビス技建㈱
△イワコンハウス新潟㈱
△生協コープデリにいがた
△㈱タカヨシ
△東邦産業㈱
△ナミックス㈱
△新潟機械㈱
△㈱新潟日報社
△東日本高速道路㈱(NEXCO東日本)
△㈱BSNアイネット
△㈱本間組
△明治安田生命保険(相)

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