◇ 農水省調べ、量販店販売数量「浮き沈み」続くなか、販売価格4,000円突破

 農林水産省は3月17日、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、量販店での販売数量は再び悪化。このところマイナス値の強い浮き沈みを繰り返している。他方、販売価格は堅調に推移し、とうとう5㎏4,000円台を突破した。

 POSデータに基づく量販店での販売数量は、「8月5日以降伸びが著しい週が3週継続。9月2日以降の週は概ね前年を下回る水準で推移し、令和7年3月3日の週の販売数量は対前年同期▲11.6%」と指摘。前週(2月24日~3月2日)は前年同期比+0.1%だったものの、マイナス圏に大きく戻される格好となった。
 販売価格は、3月3日の週は「4,077円」で、前週比+125円(+3.2%)、前年同期比+2,032円(+99.3%)となっている。

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