◇ 江藤農相、備蓄米めぐり「市場の心理が『全く改善していない』なら追加措置も」
2025/4/02/ 10:30
江藤拓農相は4月1日の閣議後定例会見で、計21万tが落札された政府備蓄米の売渡入札に関し、「『不足分が充分に埋まったのではないか』という判断もできる数量だが、しばらく様子を見て市場の心理が『全く改善していない』と判断されれば、追加の措置を打つ必要があるのではないか」との認識を示した。その判断の時期については「2回目の放出が終わってしばらく時間を置いて、その結果を見極めた上で」とした。
また、第2回入札で加重平均落札価格が▲495円となったことに対しては、「割合的に、前回入札より5年産が多かったことも多少は影響しているのかもしれない」と推測した(第1回21,217円/第2回20,722円=玄米60㎏税抜)。
加えて、3月31日に公表した生産者と小規模集荷・卸売業者が対象の在庫調査の結果については、「(米は)あるということはご理解いただけたと思う。全ての方が一度冷静になり、持っているものはしっかり流通に乗せていただく。調査結果が影響を与えてくれたらいいなと思っている」と期待を込めた。
このほか、6年産備蓄米の政府買入をめぐり7者の引渡が不履行となった件については、「(売り惜しみではなく)集められなかった方もいると思う。それは決して悪意ではない」「(7者の不履行は)だいたい(計)2,000tで、(備蓄米)全体の100万tの総量に比べれば大きな量ではない」との認識を示した一方、「それだけの量を積むことができなかったことは責任感を持っていただきたい。しばらくは買入することを禁止する措置(3か月間の資格停止)と違約金を契約に従って科させていただく」とした。
なお、6年産備蓄米の政府買入は、入札が昨年1月23日~6月24日に実施され、契約締結は4月末~7月下旬、引渡開始時期が9月2日だった。
