◇ 江藤農相、備蓄米放出「3回目はやると決めたわけではない」

 3回目の備蓄米放出の時期を訊かれた江藤拓農相は、「3回目はやると決めたわけではない。必要であれば、躊躇なくやると申し上げているだけだ」と、効果を見極めるまでは、追加放出を行わない考えであることを改めて示した。4月8日に開いた閣議後定例会見での記者とのやり取り。

 また流通の目詰まり解消のためには、「備蓄米が出た段階で、自分たちが持っている分についても、しっかり流通に乗せていただくことが大事だ」と改めて強調。「店頭にしっかり米がある」ことをエビデンスの一つに、流通は「改善傾向にある」との見解を示した。
 だが高値を更新し続けていることについては、「注意深く見ていきたい」との発言に留めている。

 国の基準値を超過したカドミウムを含む米が流通したことをめぐっては、自主回収後の処分などが適切に行われるよう、「農水省としてもしっかり協力していく」とした。加えて、「同様の事案が今後発生しないよう、県に対して低減対策を改めて徹底してもらうよう要請したい」と述べた。

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