◇ 政府備蓄米放出、第3回は令和5年産米10万t

 農林水産省は4月11日、「政府備蓄米の買戻し条件付売渡し」に係る第3回入札の実施と、その売渡量を令和5年産米10万tとする方針を明らかにした。

 今回の売渡は、第1回・第2回と同様に、政府備蓄米を一定期間内の買戻し条件付きで集荷業者に売渡すもので、需給・米価の安定化を図る措置となる。今後については、需給動向に応じて夏の端境期まで毎月入札を継続するとし、売渡量・実施時期は適宜判断していく。

 入札参加者の資格要件や、申込可能な上限数量などの諸条件は、これまでの第1回・第2回と変更はない。入札参加のための審査申請は、4月15日午後5時まで受け付けている。

 これまでの落札数量の内訳をみると、6年産米は約14万t、5年産米は約7万tだったことから、第3回が全量落札されると、6年産・5年産ともにほぼ使い切る格好となる(下図参照)。そうなれば、5月に実施する予定の第4回入札は4年産が対象となる。

3月食糧部会資料から

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