◇ 3月スーパー売上高は前年比+4.8%と堅調、レンジ米飯の需要「高止まり」

 スーパーマーケット販売統計調査によると、3月速報値の全店売上高は1兆899億5,480万円(前年同月比+4.8%)。部門別(全店ベース)で見ると、米を含む「一般食品」が+7.6%、「惣菜」も+4.8%と堅調を維持した。エリア別にみても、すべてのエリアでプラスだった。(一社)全国スーパーマーケット協会、(一社)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会が4月22日に公表したもの。

 一方、景気判断DIの現状判断は、前月から+1.7ポイントの「50.2」と、前月から小幅に改善、好不調判断の分かれ目である「50」をわずかながらも上回った。見通し判断も+0.6ポイントの「44.6」と、改善の兆しがみえる。

 カテゴリー別動向調査を見ると、一般食品DIは、前月から+3.6ポイントの「14.8」で「好調」だった。米類は、「価格高騰や供給不足報道などが継続しており、大きく売上高を伸ばしている」と説明。また「レンジ米飯など代替品の需要も高止まりしている」とも。

 惣菜部門DIは、前月から+6.8ポイントの「10.8」で「好調」だった。「米価高騰で米飯類が好調」だった一方、コスト高騰の価格転嫁で伸び悩みを指摘するコメントもみられたという。寿司関連は「伸び悩んだ」としている。

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