全農の備蓄米は既に24%出荷、7月までに9割完了予定

 全農は4月28日、備蓄米のうち、全農取り扱い分の販売状況を公表した。

 買戻し条件付売渡の第1~2回入札では、提示21万2,132tの94%にあたる19万9,270tを全農が落札したが、4月24日現在でその全量が販売先との契約を終えている。そして、販売先から出荷依頼が来ている数量は契約済の66%にあたる13万1,672tで、内訳は4月出荷分までが5万5,101t、5~6月出荷予定分が7万6,571tだ。

 一方、既に出荷した数量は契約済の24%に相当する4万7,031tとなっている。このため第1~2回入札分に限れば、7月以降に出荷される数量は全体の10%にあたる2万567tとなる計算だ。

 全農は「おおむね日量2,000~3,000tの玄米を販売先に届けている」「最大限に速やかな出荷を行っている」とする一方、「販売先からの納品希望日が集中するなど物理的に出荷対応が難しい場合、販売先と協議のうえ出荷日を調整する場合もある」と断っている。

【全農の政府備蓄米の販売状況(4月24日現在)】

落札数量(第1~2回入札分)19万9,270t
販売先との契約数量19万9,270t
販売先からの出荷依頼数量13万1,672t(進度66%)
4月出荷分まで5万5,101t
5~6月出荷分7万6,571t
出荷済数量4万7,031t(進度24%)

ごはん彩々

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