全農の備蓄米販売は5月8日時点で32%、「依頼の100%を出荷」

 全農は5月9日、政府備蓄米の販売状況を更新した。

 第1~2回入札での落札数量19万9,270tに対し、5月8日現在の出荷済数量は32%にあたる6万3,266t。前回5月1日現在からの1週間で3pt(6,363t)の上積みとなり、「出荷依頼に対し100%出荷」したと強調している。

 5~7月の「販売先からの出荷依頼数量」は下表の通りで、7月末までに落札全体の70%にあたる計14万363tを出荷予定だ。こちらは進捗が前回から1pt(3,734t)早まったが上積みとしてはわずかで、農林水産省が求める「取引先との調整を進め、前倒しで供給拡大」の影響はまだ数字に表れていない。

【全農の政府備蓄米の販売状況(5月8日現在)】

落札数量(第1~2回入札分)19万9,270t
販売先との契約数量19万9,270t
販売先からの出荷依頼数量14万363t(進度70%)
4月出荷分まで5万5,112t
5月出荷分7万596t
6月出荷分1万3,854t
7月出荷分802t
出荷済数量6万3,266t(進度32%)

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