三井物産アグリフーズが豊通食料傘下に、新社名「豊通アグリフーズ」

 豊田通商㈱(名古屋市、今井斗志光社長)は5月14日、子会社の豊通食料㈱(東京都港区、小山一郎社長)が三井物産アグリフーズ㈱(東京都港区、塚原慶一社長)の全株式を取得し、6月2日付で完全子会社化すると発表した。

 三井物産アグリフーズは、「豊通アグリフーズ㈱」へと社名を変更し、今年度内をめどに豊通食料と統合する予定。これにより、農産品を中心とした食料事業の多角化と企業価値の向上を図る。

 三井物産アグリフーズは、米・大豆・落花生・ナッツなどを扱う食料専門商社で、特に米穀事業は売上の6割を占める主力分野となっている。今回の統合で、豊通食料が取り扱う肉・魚・青果・加工食品などと合わせて事業基盤の拡大を見込む。
 また、両社が扱う大豆・ナッツ類は、相乗効果を創出することで、市場シェア拡大とグローバル展開の加速を目指す。さらに、豊田通商が手掛ける多収穫米「しきゆたか」の活用や、加工食品分野における商品開発力の融合など、川上から川下まで一貫した価値提供を実現していく。

 なお豊通アグリフーズ㈱の代表取締役社長には、豊田通商㈱フードソリューション部の小野塚千秋部長が就任する。

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