大学生のごはん摂取に変化、「3・1・2弁当箱法」効果確認=米穀機構

 米穀機構は6月5日、「大学生のごはん適正摂取への行動変容を目指して」と題した調査結果を公表した。
 機構では「主食3:主菜1:副菜2」の(体積比)割合で弁当を詰める「3・1・2弁当箱法」によるセミナーを実施しており、2024年度調査は44大学2,073人の参加を得た。

セミナー前

 参加学生が各食事でごはんを食べる割合は、朝食51%(前年度比+2pt)/昼食85%(前年度同)/夕食90%(+2pt)――で、3食全てごはんを摂っているのは40%(前年度同)。それぞれの食事で摂るごはんは「1~1.5杯」が87~90%(前年度86~88%)で、〝1杯〟の平均的な量は男性224g/女性140gだった(前年度は男性240g/女性141g)。また、炊飯回数のトップは「1日1回」が45%を占める(▲4pt)。

セミナー3か月後

 「3・1・2弁当箱法」の理論を学び、実際に体験した参加者を追跡調査したところ、3か月後でもルールを実践していたのは64%で、20~30%程度の参加者が以前よりもごはんや主菜、副菜をたくさん摂るようになったという。

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