◇ 幸南食糧が全農滋賀県本部らと「お米の教室」

2024/6/24/ 13:00

　幸南食糧㈱（大阪府松原市、川西孝彦代表）はこのほど、大阪府立中央聴覚支援学校の小学部・中学部の児童・生徒を対象に「お米の教室」を開催した（６月17日）。食育活動・地域貢献の一環で、（公財）大阪府学校給食会、全農滋賀県本部、レーク滋賀農協との共催。　
　授業では「お米ができるまで」をテーマに、種を選ぶ・蒔く工程から、実際に給食で食べるまでの過程を講義。実際に、生徒・児童が「炊飯体験」や「籾摺り」にもチャレンジした。「『家でも今日学んだことを活かしたい』『お米がもっと好きになった』などの声があがった」としている。
　幸南食糧は従来から大阪府学校給食会を通じ、同校にレーク滋賀農協の「滋賀キヌヒカリ」を供給。また、大阪府学校給食会では「お米作りを体験することで生産者の苦労や課題を知り、食に対する感謝の心を育てる」ことを目的として、毎年レーク滋賀農協から提供された「籾種」を学校へ配布する「バケツ稲作りの籾種配布事業」を実施してきた。これらの縁から、今回の開催に繋がったという。　
　幸南食糧は、「子どもたちが楽しみながら、食と農業への理解を深めると共に、『お米の価値と魅力を伝える』を使命として、お米の持つ無限の可能性を学べるような食育活動に取り組む」としている。