◇ フェイガーがベトナム脱炭素農業実現に向け、現地米卸らと覚書を締結

 ㈱フェイガー(東京都港区、石崎貴紘代表)は6月24日、ベトナム最大クラスの米卸業者Angimex社と、肥料メーカーで農家への農業技術指導を行うNAUY CORP社と覚書(MOU)を締結したと発表した。ベトナム南部・メコンデルタ地域における農業由来のカーボンクレジット創出を通じた、脱炭素農業の取組みを推進していくことで合意したもの。3社は、「50万haの稲作農家の取組み支援をめざす」としている。
 メコンデルタ地域は、ベトナムの作付水田面積の約53%を占める一大米産地。Angimex社は、この地域の農業者との橋渡し役を担い、NAUY CORP社は、脱炭素農業技術の指導や施肥設計などの役割を担うという。Angimex社は、木徳神糧㈱(東京都千代田区、鎌田慶彦社長)との合弁会社 Angimex Kitoku㈲でも知られる。
 またフェイガーは同日、ベトナム国営農業機関で最大規模の組織を持つNAEC(NATIONAL AGRICULTURAL EXTENSION CENTER)とも覚書(MOU)を締結したと発表。ベトナム農業分野の脱炭素促進のため、2035年までにベトナム全土100万haの稲作農家の取組みを支援し、アジア全体のカーボンニュートラル実現に向けて協業する。
 NAECは、3万人規模の従業員と20万人規模の農業技術支援体制を有するベトナム国内最大の国営農業機関。農業者への技術指導や各地域のモニタリングを担い、質の高いカーボンクレジット創出のサポートを行うとしている。

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