◇ 6月の米穀機構DI、需給「現状」が最高値更新、逼迫感一段高

 米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、福田晋理事長)は7月4日、「6月の米取引関係者の判断に関する調査結果(DI)」を公表した。それによると、需給DIは、現状が+6ポイントの「85」と、平成23年(2011)5月の調査開始以来、最高値を更新。需給逼迫の見方が、これまで以上に強まっている。一方、見通しは▲1ポイントの「77」とほぼ横這い。前月まで5か月連続で上昇していたが、ここでストップした。なお、ともに良否判断の境界線である「50」の”上”を13か月連続で維持している。
 価格DIは、現状が+1ポイントの「80」と13か月連続のプラス。見通しは▲10ポイントの「63」と、6か月ぶりの反落となった。新米時期に至れば落ち着くとの見方か。
 考慮要因では、「米穀の調達状況」が「49%」と引き続き関心が高いものの、前月比▲6ポイント。一方、「国内の在庫水準」は+4ポイントの「34%」と、ここのところ関心が高まっている。
 業態ごとの販売数量を見ると、現状判断DIは前月比で、「集出荷」のみ横這いで、「生産者」「卸」「小売等」は揃って+5ポイントだった。いずれも良否判断の境界線である「50」を上回っている。見通しDIは前月比で、「生産者」「小売等」がプラスと良否判断の境界線である「50」の”上”を維持。一方、「集出荷」「卸」はマイナスと、「50」をさらに下回った。
 業態ごとの価格を見ると、現状判断DI・見通しDIとも前月比で、「卸」のみマイナス、「生産者」「集出荷」「小売等」がプラスだった。

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