◇ 6月スーパー売上高は1兆円台維持、一般食品DI「米類の単価アップで大幅伸長」

 スーパーマーケット販売統計調査によると、6月の全店売上高の速報値は、4か月連続で1兆円台を維持、前年同月比は全店ベースで+4.7%と堅調を維持した。一方、同日公表した景気動向調査の一般食品DIは「好調」で、「米類は、供給不足報道により欠品する店舗もみられ、特売を休止するなどの対応により単価もアップし、大幅に伸長した」としている。(一社)全国スーパーマーケット協会、(一社)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会が7月22日に公表したもの。
 6月速報値の全店売上高は1兆289億7,946万円(前年同月比+4.7%)。5月確定値でも1兆393億2,600万円(前年同月比+2.6%)と、16か月連続のプラスとなった。部門別(全店ベース)をみると、米を含む「一般食品」が+6.7%、「惣菜」が+5.3%とともに好調で、エリア別にみても全エリアでプラスだった。
 景気判断DIの現状判断は、前月から+3.9の「48.2」、見通し判断も+3.3の「44.8」と、前月に比べ小幅に改善したものの、3か月連続で好不調判断の分かれ目である「50」を下回った。カテゴリー別の動向調査では、一般食品DIは、前月から+10.9ポイントの「13.4」で「好調」。「米類は、供給不足報道により欠品する店舗もみられ、特売を休止するなどの対応により単価もアップし、大幅に伸長した」としている。また「レンジ米飯、レトルト米飯にも特需が発生した」とも。惣菜部門DIは前月から+6.2ポイントの「13.6」で「好調」。「単価が上昇している米飯類、おかず類が牽引」も、「寿司は父の日関連では好調となったが、それ以外の時期は伸び悩んだ」とも。

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