◇ 食材宅配のショクブン、第1四半期は減収で赤字幅拡大

 神明グループで食材宅配事業を手がける㈱ショクブン(愛知県名古屋市、吉田朋春社長)は7月31日、令和7年(2025)3月期第1四半期決算を公表した。連結ベースで、売上高14億78百万円(▲7.2%)、営業損失9百万円(前年同期は0百万円の営業損失)、経常損失10百万円(前年同期は0百万円の経常利益)の減収赤字で、四半期純損失も21百万円(前年同期は13百万円の四半期純損失)を計上している。
 主力メニュー商品の売上高は、14億5百万円(前年同期比▲7.0%)、特売商品の売上高は、73百万円(▲9.4%)だった。売上原価は、外注していた加工作業を内製化するなど、コスト削減を進めたものの、原材料価格・包装資材費の高騰などにより、売上原価率61.6%と、前年同期と同水準となった。
 また販売費と一般管理費は、配送効率の自動化などの生産性を向上させる取組みを行ったことで、人件費などが減少。結果、前年同期より35百万円減少し、5億77百万円となった。

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