◇ 好きな米飯料理、第1位「チャーハン」

 米飯料理17種類のうち、好きな米飯料理の第1位は「チャーハン」だった。7月31日に㈱ニチレイフーズ(東京都中央区、竹永雅彦社長)が公表した「全国チャーハン調査2024」の結果によるもの。
 調査は、「パラ(8)パラ(8)」の語呂に合わせた8月8日「チャーハンの日®」に合わせ、今年6月、全国の一般消費者1万4,100人を対象にインターネット上で実施したもの。

【喫食率・消費量】
 20~79歳の男女のうち、1か月に1回以上「チャーハン」を食べる人の割合(喫食率)は64%だった。また、喫食頻度と、一度に食べる量(平均)を掛け合わせると、1年間で約238万t(1か月1人あたり約3,429kg、13.7皿)が消費されていることが分かった。

【県別喫食率・消費量】
 喫食率を都道府県別に見ると、トップは68.7%の石川・奈良・島根だった。一方、最も少ない県は、56.7%の茨城だった。
 1か月に食べる量では、東京が1人あたり平均およそ4.4kgと最も多く、続く北海道(約3.5kg)、福島(約3.3kg)との差が大きかった。

【喫食構成比】
 実際にどのようなチャーハンを食べているのか訊いたところ、「手作り」「冷凍食品」「中華料理店」の順に食べている人が多かった。
 令和2年(2020)と比較すると、「手作り」が減少し、「中華料理店」での喫食率が増加。ニチレイフーズは、新型コロナが第5類に移行したことで、「外食の機会が増えたのではないか」と分析している。また今年は「チャーハン」と聞いて「町中華」をイメージする者が「現れた」という。

【好きな米飯料理】
 米飯料理17種類のうち、チャーハン好きが73.5%と際立って多かった。2位以下は、おにぎり(65.5%)、かつ丼(62.9%)、炊き込みご飯(61.9%)、牛丼(60.9%)と続いた。
 一方、20歳代の19.1%、30歳代の11.6%が「米飯が好きではない/食べない」と回答しており、ニチレイフーズは「若年層を中心に米飯喫食離れの様相が見られ、チャーハン喫食率のやや低下にも影響を与えた」と推測している。

【冷凍チャーハンの料理法】
 電子レンジで調理する割合は75.1%だった。令和2年に比べ、フライパン調理率がやや減少し、電子レンジ調理率が増加した。ニチレイフーズは、この要因を「冷凍チャーハンは、レンチンで美味しく食べられることが周知」されたとコメントしている。

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