◇ イネのミトコンドリアを持つ新しいコムギ

 イネコムギは、イネのミトコンドリアを持つ新しいコムギであることが明らかになった。東京都立大学、鳥取大学、国立遺伝子学研究所が8月7日に発表した研究成果によるもの。

 イネコムギとは、これまで交雑することができなかったイネとコムギを、卵細胞と精細胞の配偶子を電気的に融合させて受精卵を作出する「顕微授精法」で作ったコムギ雑種。今回、イネコムギのゲノム配列と組成の解析に成功したことで、核ゲノムにはコムギゲノム、ミトコンドリアゲノムには、コムギゲノムとイネゲノムを有していることが分かった。

 ミトコンドリアは、乾燥、低温、病原菌幹線などの環境変化、ストレスを察知するセンターとして機能している。このことから、「コムギが持っていない新たな形質を獲得している可能性が高い」という。その評価は現在、「鋭意すすめている」。
 また現在、顕微授精製法を用い、「トウモロコシコムギやパールミレットコムギの作出も進めている」としている。

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