◇ 農産局長から米卸大手5社に「円滑な集荷・販売をお願いした」と坂本農相

 「昨日(8月26日)、農産局長と米卸大手5社が話し合いをし、(米の)円滑な集荷、販売をお願いした」。8月27日の閣議後定例会見で、坂本哲志農が米品薄の解消時期を訊かれ、応えたもの。これに加え、令和6年産の生育が1週間ほど早まり、出荷も前倒しで行われる見込みだとし、「今後、順次解消していく」とも。
 また品薄の一因として、南海トラフ地震臨時情報と、その後の地震や台風などで買い込み需要が発生したことなどをあげ、消費者に対して、「必要な量だけの米をお買い求めいただくなど、 落ち着いた購買行動をお願いしたい」と呼びかけた。
 
 8月26日、大阪府が農林水産省に政府米を放出するよう要望したことをめぐっては、「本日(8月27日)、米の流通状況改善についての要望書が郵送されてきた」と説明。「(米は)民間流通が基本となっているため、(政府米放出によって)需要や価格に影響を与えるおそれがある。慎重に考えるべき」との見解を示している。

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