◇ 幸南食糧、徳島の農業大学校で特別講義

 幸南食糧㈱(大阪府松原市、川西孝彦代表)はこのほど、徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校で、特別講義を実施したと発表した(8月30日付)。今年6月から7月にかけて、産学連携の一環として、地域活性化を目的に実施したもの。
 徳島県から指名を受けて、講師として橋本太郎氏(幸南食糧 地域活性化研究所長、徳島県農山漁村発イノベーション地域プランナー)が登壇。「六次産業化による地域活性化」「地域ブランディングや商品づくり」などをテーマに、全8回講義した。参加学生からは、「農業の重要性をより理解できた」「未来の農業発展と継続に貢献していきたい」といった声が寄せられたという。
 幸南食糧は、「今後も、次世代を担う若手就農農家の継承を支援すること、持続的な未来農業の発展に向けて生産者と消費地を繋ぐ役割を果たしていく」としている。

【新ビジネス創造科目 授業内容】
△第1・2回
 ○ 日本の農業の課題と未来、六次産業化による地域活性化の講義
△第3・4回
 ○ 地域ブランディングや商品づくりのプロセス、事例紹介を含めた講義
 ○ KOHNAN COLLEGE 学生による特別講義
△第5・6回
 ○ 農業のマーケティング手法、地域特産品を使用した商品の企画開発事例
 ○ 農業を持続的な産業にする為に関して講義
△第7・8回
 ○ 3班に分かれ徳島県の名産品・特産品・農産物を使った商品開発や、関係人口を作るイベントのアイデア出しとプレゼンテーションの実施
 ○ 安芸種苗資材の増本悠樹代表による【新規就農、徳島県の農表と経営継承の実態】の講義

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