◇ サトウ食品第1四半期は増収減益、通期予想も増収大幅減益
2024/9/11/ 14:00
サトウ食品㈱(新潟県新潟市、佐藤元社長)は9月10日、令和7年(2025)4月期第1四半期決算を公表した。連結ベースで売上高75億48百万円(+9.1%)、営業利益1億41百万円(▲26.6%)、経常利益2億49百万円(▲16.4%)の増収減益で、四半期純利益も1億70百万円(▲25.0%)を計上している。減益の理由に「各種原材料費・物流費の価格高騰の影響や、設備投資に伴う減価償却費の増加」をあげている。
製品分類別にみると、包装米飯は65億32百万円(+11.0%)と増収。「パックごはんが備蓄食だけでなく日常食というポジションに変位している」ことから「堅調に推移した」としている。なお、包装米飯については既報の通り、12月2日出荷分からパックごはん全商品の値上げを決めている。包装餅は10億11百万円(▲1.9%)と微減収だった。
「先行き不透明」を理由に、「未定」としていた通期業績予想は、以下の通り増収減益とした(いずれも連結ベース、カッコ内は前期比増減率)。年間配当予想は据え置きの1株あたり60円。
△売上高450億円(+5.7%)
△営業利益21億円(▲21.0%)
△経常利益24億50百万円(▲18.6%)
△当期純利益17億10百万円(▲25.5%)