◇ のむら産業第3四半期は増収増益で通年増配、通期予想を上方修正

 米穀などの包装資材・包装機械の製造販売業者のむら産業㈱(東京都東久留米市、清川悦男社長)は9月13日、令和6年(2024)10月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで、売上高47億77百万円(+7.4%)、営業利益3億98百万円(+10.9%)、経常利益4億2百万円(+12.2%)の増収増益となり、四半期純利益も2億58百万円(+13.5%)を計上している。これに伴い、1株あたり通年配当は、直近予想から10円増配、前期からは3円増配の55円とした。

 主力の包装関連事業では、昨年夏の猛暑を要因とした全国的な原料玄米の不足などの影響で、消費者の備蓄意識の高まりから家庭用向け販売の需要が増えた。また、インバウンド消費が引き続き堅調に推移していることから業務用向け販売も堅調に推移し、売上高40億54百万円(+8.0%)、セグメント利益3億73百万円(+12.1%)となった。

 通期業績予想は上方修正。理由に、「販売費・一般管理費が計画を下回る見通しとなったこと」「計画時に織り込んだ営業外損失が発生しない見通しとなったこと」を挙げている。修正後の通期業績予想は以下の通り(カッコ内は順に、修正率、修正後の前期比増減率)。
△売上高65億2百万円(+3.7%、+8.9%)
△営業利益4億93百万円(+20.9%、+10.0%)
△経常利益4億99百万円(+26.4%、+11.7%)
△当期純利益3億20百万円(+30.2%、+10.3%)

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