◇ 農水省調べ、令和5年産8月の相対価格は+507円の16,133円

 農林水産省は9月17日、令和5年産米としては最終となる8月の相対取引価格・契約数量を公表した。それによると8月の全銘柄加重平均価格は、前月比+507円の16,133円(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)と、5年産としては最大幅で反発して5年産を終えた。前年同月比では+2,356円。税込16,000円台をつけたのは、もちろん5年産で初めて。なお8月の全銘柄加重平均価格16,133円は、堂島取引所の8月「現物コメ指数」(主食用平均米価、16,305円)を172円下回った。〝ニアピン賞〟な上、ベクトルは完全に一致している。
 一方、8月の相対契約数量は3万1,842tで、前月比▲53.7%、前年同月比▲36.8%だった。累計だと前年比▲16.3%の水準。

ごはん彩々

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