◇ 令和6年産米、出荷9/10まで前年比+98%、販売9月2週以降は前年並み

 農林水産省は9月17日夜、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。

 集荷業者による令和6年産米の9月10日までの累計集荷数量(生産者⇒集荷業者)は前年同期比▲22%と下回ったものの、前回公表時(8月末現在まで累計)からの積み上げは+144%に到達。同じく9月10日までの累計出荷数量(集荷業者⇒卸売業者)は前年同期比+98%で、前回公表時からの積み上げは+60%に達した――と、アピールしている。

 POSデータに基づく量販店での販売数量は、「8月5日以降伸びが著しい週が3週続いたが、8月26日以降の週は前年と同程度の水準で推移」と指摘。

 「通常、農産物検査を受検した後、最短1週間程度で店頭に流通する」とした上で、登録検査機関から聴き取った令和5年産の検査開始時期を引き合いに出し、9月2週には「北海道ななつぼし、新潟こしいぶき、富山コシヒカリ、秋田あきたこまちといったボリュームのある産地品種銘柄」の供給が順調に始まり、今後は「北海道、東北、北陸の主力品種の収穫が最盛期を迎えることから出荷が本格化する予定」とも。

ごはん彩々

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