◇ 8月スーパー売上高、米含む一般食品が大幅伸長

 スーパーマーケット販売統計調査によると、8月速報値の全店売上高は1兆1,373億2,875万円(前年同月比+4.9%)。部門別(全店ベース)をみると、米を含む「一般食品」が+8.6%と大きく伸長したほか、「惣菜」も+5.2%と好調。エリア別にみても、すべてのエリアでプラスだった。(一社)全国スーパーマーケット協会、(一社)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会が8月21日に公表したもの。
 また、景気判断DIの現状判断は、前月から+6.4の「51.6」、見通し判断も+4.5の「47.2」と、ともに大幅に改善。現状判断は5か月ぶりに好不調判断の分かれ目である「50」を上回った。カテゴリー別動向調査も、軒並み大幅改善。特に一般食品は、前月から+25.8ポイントの「22.1」で「かなり好調」。急上昇ぶりを「記録的」とし、「マスメディアによる米不足報道が影響し特需が発生、多くの店舗で欠品が続き、問い合わせや行列、クレームが発生した。レンジ米飯、レトルト米飯、餅などの関連商品にも影響が波及している」と説明している。
 また、惣菜部門DIも前月から+8.4ポイントの「12.9」で「好調」。「米不足報道の影響で、おにぎりや米飯類が好調となった」としている。一方、寿司は「猛暑で持ち帰り敬遠」とも。

ごはん彩々

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