◇ 8月の生協店舗売上高、引き続き「米」が全体を押し上げ

 生協店舗の売上高は、前月に続き「大幅伸長」の米と、地震による防災需要が「全体を押し上げて」いる。日本生協連(日本生活協同組合連合会、土屋敏夫会長)が9月20日に公表した、全国64主要地域生協の8月の供給高(売上高、速報値)によるもの。それによると、総供給高は2,414億35百万円(前年同月比+0.3%)と、12か月連続で前年を上回った。
 内訳をみると、「店舗」は+3.9%の876億39百万円と、18か月連続の前年比プラス。「曜日まわりが良かったことなどからお盆期間が好調だった」といい、「米は引き続き大幅伸長」とも。構成割合の高い「宅配」は、▲1.4%の1,497億54百万円。そのうち個配は+0.2%の1,161億14百万円だった。「お盆期間中に宅配を休業した生協もあり全体の供給高は前年割れとなったものの、米の伸長や防災需要の高まりで客単価が上昇した」と説明している。

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