◇ バイオマスレジン北日本、ライスレジン製レジ袋を岩手の矢巾町で導入
2024/9/27/ 09:00
㈱バイオマスレジン北日本(岩手県矢巾町、田代幸司会長)は9月25日、米由来のバイオマスプラスチック、ライスレジン®を原料として製造した「レジ袋兼ごみ袋」を、岩手県矢巾町内の協力店へ導入すると発表した。同社が本社を置く、矢巾町との共同の取組み。「ゼロカーボンシティ」に向けた町民の環境意識醸成を目的としており、原料に岩手産米を使用。仕入れから袋の製造・販売まで東北県内で完結しており、「輸送にかかる二酸化炭素排出削減にも貢献する」という。導入店舗は、スーパーアークス矢巾町店と、ショッピングモールアルコの2店舗。バイオマスレジン北日本は、「レジ袋兼ごみ袋は、温室効果ガス排出量・石油系プラスチック使用量の削減や、田園風景の保全など、あらゆる環境問題の解決に寄与できる」としている。
バイオマスレジン北日本は今年1月、米麦容器、農業資材や米の加工・販売を行う北日本製袋㈱(岩手県紫波郡、田代幸司代表)が子会社として設立。同月、バイオマスプラスチックを活用した環境啓発活動に向けて取り組むことを目的に、岩手県と連携協定を締結している。
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