◇ 量販での新米売れ行き、品薄感解消どころか前年比減少局面入り

 農林水産省は9月30日夜、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。

 集荷業者による令和6年産米の9月20日までの累計集荷数量(生産者⇒集荷業者)は前年同期比▲23%と下回ったものの、前回公表時(9月10日まで累計)からの積み上げは+172%に到達。同じく9月20日までの累計出荷数量(集荷業者⇒卸売業者)は前年同期比+110%で、前回公表時からの積み上げは+82%に達している。

 流通シェア3割を占める大手卸10社の量販店への販売数量は、9月第3週(9/14~9/20)で前年同期比▲10%だが、うち令和6年産米(9社集計)は+121%に達していた。前週比だと+2%で、うち令和6年産米は+4%。
 また9月第4週(9/21~9/27)の見込みでは、前年同期比▲7%(うち令和6年産+143%)、前週比+14%(うち令和6年産+52%)で、「量販店など小売店での家庭用向け精米販売は、すでに令和6年産米が主流となっている」としている。9月24日に公表したデータ(既報)を更新したもの。

 POSデータに基づく量販店での販売数量は、「8月5日以降伸びが著しい週が3週続いたが、8月26日以降の週は減少傾向で推移し、9月16日の週は前年同期比▲22%に減少」と指摘。

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