◇ わらべや日洋の第2四半期も増収減益、通期予想も下方修正

 中食製造大手わらべや日洋ホールディングス㈱(東京都新宿区、辻英男社長)は10月8日、令和7年(2025)2月期第2四半期決算を公表した。連結ベースで売上高1,136億36百万円(+10.3%)、営業利益42億56百万円(▲5.2%)、経常利益46億13百万円(▲5.1%)の増収減益で、四半期純利益は28億7百万円(+1.8%)だった。
 主力である食品関連事業も、増収減益。国内既存工場は減収だったものの、国内外の新工場が寄与し、売上高は1,012億47百万円(+11.9%)だった。一方、営業利益は40億77百万円(▲5.8%)。国内既存工場の減収と、新設した入間工場の初期赤字が大きく影響した。
 これらを受け、通期業績予想も下方修正している。売上高は75億円の減額としており、その理由を「上期において、国内食品関連事業の米飯群で計画を下回った。下期においても同様の傾向を見込んでいる」と説明している。修正後の業績予想は以下の通り(連結ベース。カッコ内は順に修正率、修正後の前期比増減率)。
△売上高2,225億円(▲3.3%、+7.5%)
△営業利益36億円(▲20.0%、▲43.6%)
△経常利益38億円(▲19.1%、▲44.3%)
△当期純利益20億円(▲28.6%、▲53.2%)

 また、同社は同日、来年2月までに国内2工場を閉鎖することを決めた。対象工場は、連結子会社であるわらべや日洋食品㈱(東京都新宿区、棚本実社長)が運営する千葉工場(千葉県袖ケ浦市)、大宮工場(埼玉県さいたま市)。ともにコンビニ向け調理済食品の製造を担うもの。閉鎖の理由を「生産品目を他工場に移管することにより、生産高を維持しつつ、グループ工場全体での生産性改善も図ることができると判断した」と説明している。これに伴う決算への影響は、「今年4月に公表した令和7年(2025)2月期の連結業績予想に織り込み済み」としている。

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