◇ 吉野家HD第2四半期は増収も、人件費増で減益
2024/10/10/ 12:00
㈱吉野家ホールディングス(東京都中央区、河村泰貴代表)は10月9日、令和7年(2025)2月期第2四半期決算を公表した。連結ベースで売上高993億13百万円(+8.4%)、営業利益37億13百万円(▲6.9%)、経常利益39億68百万円(▲8.7%)の増収減益で、四半期純利益も22億13百万円(▲23.1%)を計上している。
セグメント別に見ると、主力「吉野家」の売上高は、人件費・原材料費を中心としたコスト上昇を鑑み、7月29日に価格改定したほか、「吉野家×星のカービィ」のコラボキャンペーンなどを行った結果、663億94百万円(+8.0%)となった。セグメント利益は、賃上げや店舗の時給改定など人件費を中心としたコスト上昇で、32億22百万円(▲8.3%)。店舗数は、22店舗の出店、12店舗の閉店で、1,239店舗となった。
通期業績予想は、売上高2,030億円(+8.3%)、営業利益70億円(▲12.2%)、経常利益74億円(▲14.0%)、当期純利益41億円(▲26.8%)の増収減益のまま変更していない。
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