◇ 外食ごはん「食べたい量」と「供給量」にギャップ、鈴茂器工調べ

 鈴茂器工㈱(東京都中野区、鈴木美奈子社長)は10月10日、「外食利用時のご飯(ライス)の食べ残しに関する調査」結果を公表した。それによると、年に1回以上外食する人のうち、外食で提供されるご飯の量で、何かしらギャップを感じている人が半数近くであることが分かった。内訳は、「多いと感じる」人が25.4%、「少ないと感じる」人が18.0%。

 このうち、食べ残しの経験があるのが37.4%、供給量が多いと感じている人だと60.5%となった。鈴茂器工は、「自身の食べたいご飯の量と、供給量のギャップと、食べ残し経験は高い関係性にあることが分かった」と分析している。

 また外食で提供されるご飯のギャップを数値で訊いたところ、多いと感じた人からは「平均57.4g多い」、少ないと感じた人からは「平均88.9g少ない」となった。多いと感じる人では約2~3口分、少ないと感じる人では半杯強となる。鈴茂器工は、この差を「フードロス発生の一因」だと指摘している。

 外食で提供されるご飯(ライス)について、「出来たら良いと思うこと」を訊いたところ、最も多かったのが「自分の食べたい分だけ適量盛れる」の48.8%だった。次いで「温かいご飯を食べられる」が37.0%と、美味しさと量のバランスを重視していることが分かった。
 各層別に見ると、提供量のギャップを感じている層では、6割近くが「適量盛れること」を求めていた。食べ残し経験有り層では、同じく「適量盛れること」に加えて、「食べ残しの廃棄を減らせる」「食べ残しの罪悪感がなくなる」と、心理面へのストレス軽減も無視できない要素となっていた。

 鈴茂器工は調査結果から、「外食利用者は、ご飯の量を自分で選べる環境を強く求めていることが分かった。ご飯の量が調整しやすいという特徴に加え、お客様が自分のペースで食事を楽しめるという心理的な側面も大きいと考えられる」と分析。また「ご飯の量を自由に選べるようにすることで、お客様はより快適な食事体験を送ることができ、ひいてはお店の価値向上・フードロス削減にもつながる可能性が推測される」とした。

 調査は、今年9月17~18日、20~69歳の男女400人を対象に、インターネット上で実施。うち「年1回以上の外食者」は84.5%に当たる338人で、上記の調査結果はこの338人を有効回答者数として集計している。

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