◇ 全国包装米飯協会、成田空港で外国人観光客対象に「パックごはん」無料頒布
2024/10/25/ 16:00
(一社)全国包装米飯協会(佐藤元会長=サトウ食品㈱社長)は10月25日、千葉・成田空港の出発ロビーで、パックごはんの無料頒布を開始した。主に北アメリカ地域の外国人観光客を対象に実施するもので、今年で2回目。帰国後にパックごはんを食べてもらうことで、認知度の向上・利用機会の創出を狙う。10月27日まで。
配布するのは、サトウ食品「新潟県産コシヒカリ200g」と東洋水産㈱(東京都港区、住本憲隆社長)「あったかごはん200g」の2種。3日間で計2,000食分を配布する。スタッフが英語で「温めるだけで簡単に食べることができます」「帰ってから食べてください」と呼びかけ、利用方法やアピールポイントを紹介するチラシも手渡す。
ただ事務局の渡邉克良氏は、2,000食分の配布は「そう簡単なものではない」と語る。「ライスは食べない」と断る人もいれば、海外ではサンプル配布の文化がなく、販売物だと勘違いする人も少なくないという。さらに、そもそもの話、「何ですか?これは?」と全く知らない人も。渡邉氏は、「このような活動を通じて、知ってもらう機会を継続して作っていきたい」と語った。
これに加えて、成田空港の出発ロビーではデジタルサイネージも展開。道行く人々に、15秒動画でパックごはんをアピールしていく。
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