「需給・相場」の記事一覧
令和6年産10月上期CR価格、続伸つづき全銘柄で過去最高値更新
㈱クリスタルライス(東京都中央区、山村淳社長)は10月21日、令和6年産米10月上期(1~15日)主要9銘柄の取引価格(関東着値、1等、包装代込み、税抜き)を公表した。それによると令和6年産に入ってからも続伸が続く銘柄が多く、「令和6年産がスタート当初から上げ基調」というより、「令和5年産のスポッ […]
農林水産省は10月18日、令和6年産米としては初となる9月の相対取引価格・契約数量を公表した。それによると9月の全銘柄加重平均価格は、前年同月比+7,409円の22,700円(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)と、農水省が相対価格の報告徴求を求めるようになってから最高値をつけた。 […]
9月の都市別小売物価統計調査の結果(10月18日総務省公表)によると、主要都市のうち東京都区部・名古屋市・大阪市・福岡市で、「コシヒカリ」「コシヒカリ以外」ともに3,000円を超える価格となった。このうち、名古屋市・大阪市・福岡市の3都市では、「コシヒカリ以外」の価格が「コシヒカリ」を上回っている […]
農林水産省は10月15日夜、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、いよいよもって「売れなくなってきた」状況が見てとれる。一頃の買いだめ需要の反動と、店頭価格上昇の影響とみられる。 POSデータに基づく量販店での […]
令和6年(2024)1~8月の商業用の米輸出は、数量で前年同期比+23%の2万7,847t、金額では+29%の73億円と、ともに好調を維持した。農林水産省がマンスリーレポート10月号に掲載したもの。商業用米輸出量の多い上位5か国は、①香港、②アメリカ、③シンガポール、④台湾、⑤カナダ。参考のためラ […]
9月のうるち精米小売価格(POSデータ)は、全POS取引平均価格(全体の加重平均)で5㎏3,105円だった。8月の5㎏2,656円から+449円(+16.9%)上昇し、ついに3,000円を超えた。前年同月比で見ても、+1,200円(+63.0%)と、急角度の上昇となっている。農林水産省が10月15 […]
農林水産省は10月11日夜、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、生産者⇒集荷業者⇒卸売業者までは新米流通が本格化してきたものの、卸以降の販売数量は新米すら前年同期を下回り始めた状況が見てとれる。一頃の買いだめ需 […]
農林水産省が10月13日に発表したところによると、令和6年産主食用米の生産量は683万3千t。7月指針の需給見通しを実に14万t上回る見込みとなった。そのまま当てはめれば、来年6月末在庫は「166万t」となる見通し。この日の会見で農水省は「需給は、どちらかといえば緩和に向かう見通し」と発言した。だ […]