「需給・相場」の記事一覧
坂本農相「今月から通年の4割まで米流通本格化の見通し」、全米販らに再要請へ
引き続く米の品薄状態に対し、坂本哲志農相は9月6日、「今月からは、全国で年間出荷量の4割程度まで流通が本格化する」との見通しを明らかにした。その上で、「米の集荷業者・卸売業者の全国団体(全農、全集連、全米販)に対し、米の円滑な流通の確保に向けた一層の対応を行うよう、本日、改めて要請する」との方針を […]
日米連(《一財》日本米穀商連合会、山﨑政治理事長)は9月4日、「米の仕入れ・販売調査」結果を公表した。会員の米穀小売業者などを対象に調査し、231人からの回答を得たもの。 それによると、前回の調査時(今年5月)に比べ、現在(今年7~8月)の仕入れの確保が「改善された」と回答した割合は、わずか6.8 […]
需給が逼迫し、米価も高いという見方が、これまで以上に強まっている。9月5日に米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、福田晋理事長)が公表した「8月の米取引関係者の判断に関する調査結果(DI)」によるもの。 それによると、需給DIは、現状が+4ポイントの「89」と、最高値を更新。一方、見通しは+ […]
農林水産省による「もうすぐ新米が出ますよ」アナウンスが連日続いている。担当部局である農産局サイトの「新着情報」(農水省のトップページではない)に9月4日、「JA系統等の農産物検査開始期から想定される今後の米流通見通しについて(令和6年9月2日時点)」を掲出した。 それによると「通常、農産物検査を受 […]
米穀流通業者の全国団体である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合、山﨑元裕理事長)は9月3日、コーポレートサイトのトップページに、以下のメッセージを掲出した。 ◆消費者の皆様へ「お待たせしました 新米が届き始めています」 私どもは、年間を通じたお米の安定供給に努めております。現在、一部の量販店や小 […]
農林水産省は8月30日、令和6年産水稲の8月15日現在作柄概況を公表した。多少の例外こそあるものの、全国的に概ね良好な作柄となった。 青森1県のみ「良」、北海道、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、大阪、奈良、徳島(普通栽培)の11道府県が「やや良」、31都府県の「平年並み」を挟んで、佐賀、 […]
㈱堂島取引所(大阪府大阪市西区阿波座、有我渉社長)は8月30日、令和5年産米の令和6年(2024)8月の「現物コメ指数」を、「16,305円」と発表した。 「現物コメ指数(主食用平均米価)」《JRPI:Japanese Rice Price Index》は、8月13日から取引を開始した「米指数先物 […]
「政府米の放出は、慎重に考えつつ対応するのが最も適切と考えている」。坂本哲志農相が8月30日の閣議後定例会見でこう述べ、改めて政府米放出の可能性を否定した。 ――8月27日(の『食料安定供給・農林水産業基盤強化本部』第8回会合で)、(岸田文雄)総理から、米の品薄に対応するようご指示があったかと思 […]