「需給・相場」の記事一覧
量販店頭の米売れ行き、9月に入って以降前年同期割れ続く
農林水産省は10月15日夜、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、いよいよもって「売れなくなってきた」状況が見てとれる。一頃の買いだめ需要の反動と、店頭価格上昇の影響とみられる。 POSデータに基づく量販店での […]
令和6年(2024)1~8月の商業用の米輸出は、数量で前年同期比+23%の2万7,847t、金額では+29%の73億円と、ともに好調を維持した。農林水産省がマンスリーレポート10月号に掲載したもの。商業用米輸出量の多い上位5か国は、①香港、②アメリカ、③シンガポール、④台湾、⑤カナダ。参考のためラ […]
9月のうるち精米小売価格(POSデータ)は、全POS取引平均価格(全体の加重平均)で5㎏3,105円だった。8月の5㎏2,656円から+449円(+16.9%)上昇し、ついに3,000円を超えた。前年同月比で見ても、+1,200円(+63.0%)と、急角度の上昇となっている。農林水産省が10月15 […]
農林水産省は10月11日夜、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、生産者⇒集荷業者⇒卸売業者までは新米流通が本格化してきたものの、卸以降の販売数量は新米すら前年同期を下回り始めた状況が見てとれる。一頃の買いだめ需 […]
農林水産省が10月13日に発表したところによると、令和6年産主食用米の生産量は683万3千t。7月指針の需給見通しを実に14万t上回る見込みとなった。そのまま当てはめれば、来年6月末在庫は「166万t」となる見通し。この日の会見で農水省は「需給は、どちらかといえば緩和に向かう見通し」と発言した。だ […]
帝国データバンクは10月10日、独自に試算した「カレーライス物価」と「カレーライス物価指数」を公表した。それによると8月の「カレーライス物価」は1食348円で、比較可能な平成27年(2015)以降の10年間で5か月連続の最高値更新となった。また300円台は令和5年(2023)8月以降、13か月連続 […]
米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、福田晋理事長)は10月8日、「9月の米取引関係者の判断に関する調査結果(DI)」を公表した。それによると、需給DIは、現状が▲11ポイントの「78」と反落、見通しも▲10ポイントの「60」と、ともに大幅に下落した。前月に過去最高値を更新するなど逼迫してい […]