第2回「政府備蓄米の売渡入札」、KAWACHO RICEが1,000t落札
政府備蓄米の買戻し条件付売渡をめぐり、農林水産省は4月16日、第2回入札分(3/26~28)の契約数量を発表した。それによると、今回、㈱KAWACHO RICEが初落札している。契約数量を見ると、第1回と同じく9割以上を全農が占めており、全集連は1.5%にとどまっている。 契約者 契約数量(t) […]
政府備蓄米の買戻し条件付売渡をめぐり、農林水産省は4月16日、第2回入札分(3/26~28)の契約数量を発表した。それによると、今回、㈱KAWACHO RICEが初落札している。契約数量を見ると、第1回と同じく9割以上を全農が占めており、全集連は1.5%にとどまっている。 契約者 契約数量(t) […]
政府備蓄米をめぐり、江藤拓農相は4月15日の閣議後定例会見で、前日開いた全米販・小売団体との意見交換会を「非常に内容のある会だった」「卸(全米販)から『こうしてほしい』という具体的な話が何点かあり、私も『なるほどな』という気づきがあった。これまでの商取引の慣習に関わることなので、省内で慎重に検討し […]
4月14日に江藤農相と全米販、各小売団体と行った意見交換の続報。会合自体は「非公開」だったものの、農林水産省は同日夕刻に「記者ブリーフィング」を実施。農産局企画課の武田裕紀課長が内容の一部を明らかにした。 それによると、備蓄米放出をめぐり、卸・小売双方から、地域や業態により供給状況にばらつきがある […]
備蓄米放出をめぐり、江藤拓農相と全米販、各小売団体は4月14日、東京・霞が関の農水省・第1特別会議室で意見交換を行った。米価の高止まり解消に向けた関係者間の意見集約を目的として実施したもの。 全米販からは、山﨑元裕理事長、藤尾益雄副理事長(㈱神明社長)、塩沢均理事(ベイクックコーポレーション㈱社 […]
農林水産省は4月11日、「政府備蓄米の買戻し条件付売渡し」に係る第3回入札の実施と、その売渡量を令和5年産米10万tとする方針を明らかにした。 今回の売渡は、第1回・第2回と同様に、政府備蓄米を一定期間内の買戻し条件付きで集荷業者に売渡すもので、需給・米価の安定化を図る措置となる。今後については […]
江藤拓農相は4月9日、「政府備蓄米を7月まで毎月放出する」と表明した。石破茂総理からの指示によるもので、まず第3回入札を「21日の週、23~25日あたりのタイミング」で行うと総理官邸で記者団に語った。また、来週にも大手卸らとの意見交換会を開く意向だ。以下は要旨。 【江藤農相】 総理指示は3点。 ① […]
3回目の備蓄米放出の時期を訊かれた江藤拓農相は、「3回目はやると決めたわけではない。必要であれば、躊躇なくやると申し上げているだけだ」と、効果を見極めるまでは、追加放出を行わない考えであることを改めて示した。4月8日に開いた閣議後定例会見での記者とのやり取り。 また流通の目詰まり解消のためには、 […]
江藤拓農相は4月1日の閣議後定例会見で、計21万tが落札された政府備蓄米の売渡入札に関し、「『不足分が充分に埋まったのではないか』という判断もできる数量だが、しばらく様子を見て市場の心理が『全く改善していない』と判断されれば、追加の措置を打つ必要があるのではないか」との認識を示した。その判断の時期 […]
農林水産省はこのほど、3月26~28日に実施した「政府備蓄米の買戻し条件付売渡」の第2回入札結果の概要を発表した(4月1日付)。落札数量は7万336tと、全量落札となった。 落札価格(加重平均)は、玄米60㎏税抜20,722円。容器包装込みで22,380円となる。入札に参加した集荷業者は4事業者だ […]
農林水産省は3月31日、生産者と小規模集荷・卸売業者を対象にした在庫等調査の結果を初めて公表した(関連記事)。 1.どういう調査? 毎月公表している在庫などの調査は生産者が対象外で、集荷業者も年取扱量500t以上/卸売業者は年4,000t以上が対象となっている。しかし、「流通の大宗を占めている集 […]
江藤拓農相は3月31日に臨時のぶら下がり会見を開き、政府備蓄米の追加放出の可能性を改めて示唆した。新たに実施した在庫調査の結果を受けたもので、「この先の品薄感が強いと感じている関係者が多いということも確認した」とし、「第1~2回の売渡でも、なお、不安感の払拭に至っていないと私が判断した場合には、さ […]
江藤拓農相は3月28日の閣議後定例会見で、店頭に並び始めた政府備蓄米(ブレンド米)について、「報道などを見る限り、安いものでは(5㎏)3,000円から店頭に並び始めた。だいぶ値ごろ感がある」と評価した。 また、今後の流通については、「これ(第1回入札分)がスムーズに消費者の手元に届き、26日から […]
江藤拓農相は3月25日の閣議後定例会見で、政府備蓄米の「追加放出」について「2回目の放出の状況を見た上で考える」と話した。記者からの質問に答えたもので、3月10~12日の第1回入札玉については「卸のところにようやく届き始めている段階」とした上で、加重平均落札価格21,217円(玄米60㎏税抜)に関 […]
政府備蓄米の買戻し条件付売渡をめぐり、農林水産省は3月21日、第1回入札分(3/10~12)の契約数量を発表した。それによると、契約数量のうち9割以上を全農が占めた。全集連は1.6%にとどまった。 契約者 契約数量(t) 全国農業協同組合連合会 132,999 全国主食集荷協同組合連合会 2,22 […]
お茶の製法を発明し、煎茶の普及に貢献した永谷宗七郎氏の子孫にあたる永谷嘉男氏が創業した㈱永谷園が制定。 永谷園は1952年に画期的なインスタントのお茶漬け商品「お茶づけ海苔」を発売し、お茶漬けをさらに身近な食べ物とした「味ひとすじ」の理念を持つ食品メーカーです。「お茶づけ海苔」は2012年に発売6 […]
農林水産省は5月1日、公式YouTubeチャンネルに「【5分で解説】米について」と題する5分25秒の動画を公開した。米をめぐる歴史的変遷をアニメーションで解説するものだ。 例えば食管制度や、米の消費減による減反政策(ネガ配分)の開始、3兆円の過剰米処理――など、昭和の農政を1分15秒ほどで振り返 […]
㈱東京商工リサーチによると、2024年の「スーパー経営会社」の業績は3年ぶりに増収増益を記録した。 22~23年は巣ごもり需要の反動減が続いていたが、24年は物価高に伴う商品価格の上昇が業績改善に寄与したといい、725社の合算は売上高が前期比+6.3%、利益は+31.7%となった。 また、売上高 […]
豊田通商㈱(名古屋市、今井斗志光社長)は5月14日、子会社の豊通食料㈱(東京都港区、小山一郎社長)が三井物産アグリフーズ㈱(東京都港区、塚原慶一社長)の全株式を取得し、6月2日付で完全子会社化すると発表した。 三井物産アグリフーズは、「豊通アグリフーズ㈱」へと社名を変更し、今年度内をめどに豊通食 […]
△取締役㈱アイリスプラザ取締役社長(執行役員㈱アイリスプラザ取締役社長)岩崎亮太 △執行役員製造・物流部統括本部長(再)副島昌和△執行役員BtoB事業グループ本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)鈴木賢△執行役員BtoB事業グループメーカー本部本部長兼アイリス電工㈱取締役(再)本所翔平△執行役員ロボティ […]
岩塚製菓㈱(槇大介社長)は5月14日、2025年3月期の本決算を公表し、連結ベースは増収大幅増益での着地となった。 全体では、主力商品への集中生産と安定供給が奏功し増収、損益面も価格改定や設備面の見直しなどによる製造原価の改善が効果を発揮し増益だった。 米菓業界の動向については「食品全体におけ […]
米穀の集荷・精米加工・販売を手掛ける㈱高橋商事(北海道旭川市)の取締役会長 髙橋敏雄氏が4月18日、死去した。78歳。通夜・葬儀ともに近親者のみで既に執り行っており、ご供物・ご香典は「故人の遺志によりご辞退申し上げます」としている。