◇「お弁当・お惣菜大賞2025」オクモトのおむすびが優秀賞、ミツハシも入選

 (一社)全国スーパーマーケット協会(横山清会長=㈱アークス社長)は1月15日、「お弁当・お惣菜大賞2025」の受賞・入選作品を公表した。このなかで、「おにぎり部門(専門店・CVS他)」の優秀賞に、㈱オクモト(広島県尾道市、奥本浩之社長)の「美味しさぎゅっと♡ 焼きサバ定食むすび」が輝いた。㈱オクモトが運営する「ごちそうおむすび膳七」商品の入賞は、6年連続となった。

 「美味しさぎゅっと♡ 焼きサバ定食むすび」は、安田女子大学管理栄養学科の学生とのコラボ商品。焼きさば・雑穀ご飯・ねぎ味噌・お新香をギュッと詰め込んだ、「まるでさば定食のようなおむすび」。今回、DHAやEPA、女性に不足しがちな鉄などを含むことから、「さば」を採用。また「少しでも栄養をプラス」するため、雑穀ご飯とした。税抜280円。昨年9月の月間限定商品だったが、今回の受賞を受けて今年2月に再販することとなった。なお本商品は、「第16回 惣菜・べんとうグランプリ2025」(既報、主催=日本食糧新聞社)の受賞作品の一つでもある。
 このほか、「おにぎり部門(専門店・CVS他)」では同社の「おかか入り!菜の花とチーズ天むすび」も入選している。「春を感じてもらえるよう菜の花とチーズを使って見た目も菜の花のようにした大きな天ぷらを入れたおむすび」。税抜220円。

美味しさぎゅっと♡ 焼きサバ定食むすび
おかか入り!菜の花とチーズ天むすび

 また「おにぎり部門(スーパーマーケット)」「寿司部門(スーパーマーケット)」では、㈱ミツハシ(神奈川県横浜市、三橋美幸会長兼CEO、山口大輔社長兼COO)の商品が入選。おにぎり部門は、既報の「地球の歩き方 家系ラーメンの〆ごはんおにぎり」、寿司部門は「磯辺いなり」と、2商品とも「第16回 惣菜・べんとうグランプリ2025」の受賞作品でもある。

地球の歩き方 家系ラーメンの〆ごはんおにぎり
磯辺いなり

 「お弁当・お惣菜大賞」は、スーパーマーケットや専門店、コンビニなどで実際に販売している弁当や惣菜などの商品のなかから、食の専門家で構成された審査員により、特に優れた商品を選出し表彰するもの。14回目となる今回は1万5,256件のエントリーのなかから、11部門×2業態、計22部門で、最優秀賞20商品、優秀賞49商品、特別賞12商品、計81商品を授賞している。2月12~14日、千葉県千葉市の幕張メッセで開く中食に特化した展示商談会「デリカテッセン・トレードショー2025」のなかで表彰式を行い、受賞商品を展示するほか、一部商品は会場内のフードコートで販売する。

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