◇ 1月全POS平均は前月比+143円の5㎏3,628円、取引数量▲も3,000t台維持

 1月のうるち精米小売価格(POSデータ)は、全POS取引平均価格(全体の加重平均)で5㎏3,628円だった。12月の5㎏3,485円から+143円(+4.1%)と、高止まりの様相。前年同月比で見ても、+1,598円(+78.7%)と、〝ほぼ倍〟といった恰好だ。農林水産省が2月19日、マンスリーレポート2月号のなかで明らかにしたもの。
 それによると1月の小売価格(POSデータ)は、ほぼ全ての銘柄が上昇している。

 一方、全POS取引数量は、3,019t(前月比▲534t、前年同月比▲142t)と反落したものの、3,000t台を2か月連続で維持。
 ドラッグストアの全POS取引平均価格は、5㎏3,426円(前月比+202円、前年同月比+1,579円)と続伸、4か月連続の3,000円台となった。

 農林水産省は同じPOSデータに基づきパックごはん(無菌包装米飯)の販売数量も公表しており、1月の販売数量は381t(前年同月比+2.4%)だった。

 公表した小売価格は、㈱KSP-SPが提供するPOSデータに基づき、農林水産省が5㎏精米袋に換算して加重平均したもの。同データは全国の量販店およそ1,000店舗を網羅しているものの、比較的小規模な店舗が多く、店舗数にも変動があり、タイムラグが生じることもある。こうしたことに留意が必要ではあるが、細かな産地銘柄別の小売価格を知る手段としては唯一の存在となっている。

全国共通おこめ券

いつでもお好みのお米等とお引き換えができる、もらって嬉しい全米販の「全国共通おこめ券」

カテゴリー別最新ニュース

商品・事業
一覧
施策・政策
一覧
調査・研究
一覧
組織と人事
一覧
予算と計画
一覧
決算と業績
一覧
事件・事故
一覧