◇ 12月スーパー売上高、前年比+4.5%の1兆3,000億円弱
2025/1/22/ 11:00
スーパーマーケット販売統計調査によると、12月速報値の全店売上高は1兆2,707億4,504万円(前年同月比+4.5%)。部門別(全店ベース)で見ると、米を含む「一般食品」が+5.5%、「惣菜」も+5.0%と好調だった。エリア別にみても、すべてのエリアでプラスだった。(一社)全国スーパーマーケット協会、(一社)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会が1月21日に公表したもの。
一方、景気判断DIの現状判断は、前月から+1.6ポイントの「50.9」と、好不調判断の分かれ目である「50」を4か月ぶりに上回った。一方、見通し判断は▲0.1ポイントの「45.5」だった。
カテゴリー別動向調査を見ると、一般食品DIは、前月から+0.5ポイントの「9.4」で「やや好調」だった。「米類、菓子類などは好調」、「この時期需要が高まる酒類は比較的好調に推移」した。
惣菜部門DIは、前月から▲1.9ポイントの「14.2」で「好調」だった。「都市部でも夕方以降の販売が米飯類を中心に引き続き好調に推移」していると説明。また、「米の高騰や包材などのコストアップにより値上げに踏み切る店舗もみられ、売上高の増加要因となっている」とも。