世界の味をにぎる! 象印、万博で限定おにぎりシリーズを月替わり提供

 象印マホービン㈱は5月14日~6月10日、大阪・関西万博に出店中のおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!」で新メニューを販売する。
 この店舗は(一社)大阪外食産業協会のパビリオンに出店中だが、「定番のおにぎり」4種類に加え、6か月間の会期中は約1か月ごとに「日本のおにぎり」と「世界のおにぎり」の2つのテーマで、新メニュー4種類ずつ販売する方針だ。
 なお、おにぎりのごはんは同社最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げる。

日本のおにぎり(期間限定)(税込550円)

茨城「れんこん納豆」

 全国トップクラスの生産量を誇る「れんこん」と「納豆」を、あっさりとした豚ひき肉と炒め合わせた。シャキシャキとしたれんこんの歯ごたえと、香ばしく食べやすいドライ納豆が織りなす絶妙なハーモニーを楽しめる。

埼玉「深谷ねぎすき焼き」

 深谷ねぎを使ったすき焼きをおにぎりにアレンジ。肉は飼料にこだわって育てられた「深谷牛」を使用。深谷ねぎの甘みと上品な深谷牛の脂の旨みを味わえる贅沢おにぎりだ。

東京「深川めし」

 東京生まれの郷土食「深川めし」をおにぎりの具材として使用。あさりの旨みとネギの甘みに油揚げのコクを加えて満足感のあるおにぎりに仕上げた。

長野「野沢菜おやき」

 長野の郷土食である「おやき」の野沢菜あんをイメージしておにぎりの具材を企画。漬物の程よい酸味と甘じょっぱい味付けが米の甘さを引き立てる。

「日本のおにぎり」今後のスケジュール

世界のおにぎり(期間限定)(税込650円)

カナダ「メープルサーモンキャンディ」

 カナダ料理に欠かせない調味料であるメープルシロップや醤油に漬け込み燻製したサーモンで、甘辛くジャーキーのような食感とスモーキーな香りが特徴。 スーパーなどでも手軽に購入でき、酒のおつまみとして人気が高く土産としても有名だという。

オランダ「ビターバレン」

 牛肉や玉ねぎにスパイスを混ぜた衣をまぶし、油で揚げた料理が「ビターバレン」。外側のカリッとした食感とナツメグやクミンのスパイシーな味付けが特徴的で、できたて熱々のまま付け合わせのマスタードにディップして食べるのが現地流だ。

イギリス「フィッシュ&チップス」

 白身魚のフライにフライドポテトと潰したグリーンピースを添えた料理が「フィッシュ&チップス」。パブや専門店でビールのおつまみとして提供されることも多く、モルトビネガーをフライが浸るほどたっぷりかけ、熱々のままかぶりつくのがイギリス流だ。

オーストリア「ターフェルシュピッツ」

 子牛の肉と野菜、香辛料のローリエをブイヨンで長時間煮込んだ料理が「ターフェルシュピッツ」。柔らかくコクのある味が特徴で、西洋ワサビ入りのリンゴソースやホワイトソースをつけて食べられるのが一般的だという。

「世界のおにぎり」今後のスケジュール

定番のおにぎり(常時販売)(税込450円)

「塩引き鮭」

 「鮭のまち」と言われている新潟県村上市の代表的な料理である「塩引き鮭」を使用。「塩引き鮭」は、塩漬けして寝かせた鮭を水洗いし、軒下にさげて寒風にさらしながら鮭の旨みを凝縮していく料理だ。熟成によって引き出された鮭の深い旨みと程よい塩味がごはんのおいしさも引き出してくれるという。

「ツナマヨ」

 おにぎりで使用するツナマヨは、静岡市の港町で70年以上缶詰づくりを続ける「由比缶詰所」のツナを使用。まぐろは脂ののりがよくなる5月から9月にかけて日本近海で漁獲したもので、油はまぐろ本来のおいしさを引き立てる綿実油を採用した。

「南高梅」

 日本一の梅生産量を誇り〝梅の町〟として知られる和歌山県みなべ町で育てられている「南高梅」を使用。大粒で果肉が厚く柔らかく、香りが高い南高梅を使用した梅おにぎりは、酸っぱいだけでなく甘みや華やかさを感じられ、南高梅のおいしさを楽しめる。

「塩おにぎり」

 塩は世界自然遺産の海水を引き込んだ塩田の天日塩を原料に、播州赤穂で天日塩を再結晶させ、粒度を調整後に〝にがり〟を含ませる「差塩製法」で仕上げた赤穂の天塩を使用。甘みや適度な苦味などの複雑な塩の旨味がごはんのおいしさを引き出してくれるという。

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