◇ 坂本農相、相対価格の高騰めぐり消費者へ「安心して普段通り買って」
2024/7/19/ 11:00
令和５年産の相対価格が高騰していることをめぐり、坂本哲志農相はその理由を、「端境期に向けて民間在庫量が減少していくなかで、需要が堅調に推移したため」と説明。消費者に対して「秋の新米に向けて民間在庫量は十分に確保されている」としたうえで、「安心して、普段通りお買い求めいただきたい」と呼びかけた。７月19日の閣議後定例会見で述べたもの。
会見で「早期米の概算金が大幅に上昇していることへの受け止め」を訊かれた坂本農相は、「概算金はあくまでも生産者に支払う仮渡金。取引価格や民間在庫量などと異なり、農水省への報告を求めてはいない」とし、「今後設定される普通期米も含めて、各産地における令和６年産米の概算金の設定状況を引き続き注視していく」とした。また「需給が引き締まっているが、特段なにか対応するような状況ではない」との見解も示している。
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