戦略作物

 せんりゃくさくもつ。行政用語。水活における助成対象。主食用米以外に作付ける作物の総称。かつての「転作作物」に相当する。対象と令和6年度(2024)10aあたり交付単価は以下の通り。
 △麦、大豆、飼料作物……3万5千円(多年生牧草について、収穫のみを行う年は1万円)
 △WCS用稲……8万円
 △加工用米……2万円
 △飼料用米、米粉用米……5万5千円~10万5千円(単収によって異なる。このうち飼料用米の一般品種の場合のみ5万5千円~9万5千円。今後、令和8年度《2026》5万5千円~7万5千円まで段階的に引き下げる)

 交付対象水田は以下の通り。
 ○ 湛水設備(畦畔など)や用水路などを有しない農地は交付対象外。
 ○ 5年間で一度も水張り(水稲作付)が行われない農地は、令和9年度(2027)以降は交付対象水田としない。
 ○ 水張りは、水稲作付により確認することを基本とする。ただし、①湛水管理を1か月以上行い、②連作障害による収量低下が発生していない場合は、水張りを行ったものとみなす。

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