ブロックローテーション

 和製英語。「block+rotation」。集団転作あるいは大区画圃場転作の一形態。圃場をいくつかのブロックに分けて、異なる作物を作付け、これを作ごとに移動していき(つまり1ブロックごと毎年、作付ける作物を変えていく)、数年で全ブロックを循環させる。
 例えば4ブロックに分けたら、A圃場では稲、B圃場では麦、C圃場では大豆を作付け、D圃場は休耕する。翌年はAで休耕、B稲、C麦、D大豆というように回していけば、4年で一巡する。
 生産調整がネガ面積(稲を作付けない農地面積)配分方式だった頃、農家の公平性確保のため考え出された。作物側の生産性向上の意味で有効な手法でもある。稲、麦、大豆では必要とする土壌窒素量などに違いがあるため、一つの圃場に毎年連続して同じ作物を植えると、土地が痩せていく。普通これを施肥で補うが、連作障害は避けられない。そのため休耕を含むブロックローテーションなら、土壌の自然回復力に頼るだけで効率的に作物を作付けることができる。

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