◇ 米粉スイーツレシピコンテスト最優秀賞は「長芋と米粉のモチっと焼きドーナツ」
2025/1/27/ 10:00
日本米粉協会(東京都千代田区、馬場利彦副会長=全中専務)は1月24日、全中(《一社》全国農業協同組合中央会)との連名で「米粉スイーツレシピコンテスト」の結果を発表した。最優秀賞に輝いたのは、東京の加納絵莉子氏が考案した「長芋と米粉のモチっと焼きドーナツ(小麦・卵・乳不使用)」。このレシピは、2月1~14日の間、全農が運営する「みのりカフェ銀座三越」と「みのる食堂銀座三越」のメニューに採用する。
「米粉スイーツレシピコンテスト」は、農水省の「米・米粉消費拡大対策事業」を活用したもの。昨年9月4日~10月25日にレシピを募集。応募総数は194点だった。審査委員は、馬場利彦副会長のほか、脇雅世氏(日本米粉協会理事、料理研究家)、齊官英雄氏(農林水産省農産局穀物課課長補佐)、瀧澤努氏(服部学園主席教授)が務め、美味しさ、米粉の使用割合、外観、作りやすさなどから採点した。
【最優秀賞】(1点)

△長芋と米粉のモチっと焼きドーナツ(小麦・卵・乳不使用)加納絵莉子氏(東京)
<審査講評>「食物繊維が豊富な長芋と米粉の特徴を合わせることで、モチっとした食感にドライフルーツの甘みがある作品です。美味しさや簡便性が高く評価されました」
【優秀賞】(2点)

△さつまいもとりんごジャムのタルト KAYOKO氏(沖縄)
<審査講評>「さつまいもとリンゴジャムの自然な甘みと米粉のサクサク感、しっとり感両方が楽しめる作品です。華やかな見た目だけでなく、美味しさや米粉の使用量の多さが高く評価されました」

△冬の実りケーキ 横田久実氏(埼玉)
<審査講評>「柚子の皮や黒豆、栗の甘露煮、干し柿、日本酒を使用した日本の冬らしい作品です。美味しさだけでなく、簡便性も高く評価されました」
【特別賞】(7点)
△ファイブアイズケーキ S.M氏(宮城)
△米粉のカヌレ型レモンティーケーキ 田中つぐみ氏(静岡)
△さつま芋と味噌のおやつ 林益代氏(東京)
△大地の実り 米粉スコーン キャロライン前田氏(愛媛)
△ほうじ茶香る ゆる薬膳パウンドケーキ 岸本相子氏(北海道)
△米粉のずんだビクトリアケーキ 栢森真希氏(大阪)
△かぼちゃクリームのプルプル台湾カステラサンド T.H氏(神奈川)
