◇ 農水省が「米先物取引に関するシーズンレポート」公表

 農林水産省はこのほど、米先物取引に関するシーズンレポート(Vol.1)を公表した。米先物取引の価格・取引量の動向、関連する情報を収集・整理して提供するもの。原則3か月ごとに公表する。
 今期は、米先物取引が始まった令和6年(2024)8月13日から11月末までの取引を対象に整理。概況は以下の通り。

【価格】
△昨年9月当初に24,740円を記録。その後下落するも反発し、11月末に再び24,000円台まで上昇。

 8月13日の取引開始(初値17,200円)以降、一貫して上昇し、9月4日には期間中最高値となる24,740円(4月限)を記録。
 その後、下落傾向が続くも、9月下旬から反発に転じ、11月末まで上昇傾向で推移。
 期間中、最後の取引日(11月29日)における各限月の終値は、2月限:24,350円、4月限:24,250円、6月限:24,120円、8月限:24,000円、10月限の11月28日の終値は、23,300円(11月29日は取引成立しなかった)。

【出来高】
△昨年9月に月間合計244枚を記録するも、10月及び11月は100枚未満。期間中の一日当たり平均出来高は、7枚。

 9月は、9月4日に一日当たりの最高出来高56枚を記録するなど、合計で244枚成約。10月及び11月は100枚を下回り、一日当たりの出来高も20枚を超える日は無し。
 期間中の合計出来高は508枚(8月:111枚、9月:244枚、10月:70枚、11月:83枚)。限月ごとの内訳は、2月限:203枚、4月限:115枚、6月限:108枚、8月限:68枚、10月限:14枚。
 期間中の一日当たりの平均出来高は7枚にとどまった。

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