◇ 東洋水産の第3四半期は増収増益、米飯商品「好調」も原材料費は増加
2025/2/03/ 14:00
東洋水産㈱(東京都港区、住本憲隆社長)は1月31日、令和7年(2025)3月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで、売上高3,952億14百万円(+10.3%)、営業利益622億98百万円(+29.8%)、経常利益692億94百万円(+29.2%)の増収増益で、四半期純利益も522億66百万円(+31.0%)を計上している。
米飯商品を含む加工食品事業は、売上高167億13百万円(+12.2%)、セグメント利益3億46百万円(▲40.0%)と増収減益。米飯商品は、「米不足などの影響で需要が高まり、無菌米飯商品、レトルト米飯商品ともに好調に推移したことで増収となった」ものの、原材料費などの増加で減益となった。
通期業績予想は、売上高5,100億円(+4.3%)、営業利益720億円(+8.0%)、経常利益780億円(+4.2%)、当期純利益590億円(+6.0%)の増収増益のまま変更していない。