◇ すかいらーくHD令和6年12月期決算は増収大幅増益、最終3倍増益で増配

 主にファミレス事業を展開する㈱すかいらーくホールディングス(東京都武蔵野市、谷真会長、金谷実社長)は2月13日、令和6年(2024)12月期決算を公表した。連結ベース売上収益4,011億30百万円(+13.0%)、事業利益242億50百万円(+47.7%)、営業利益241億84百万円(+106.9%)、税引前利益214億70百万円(+147.0%)、当期利益139億65百万円(+192.1%)の増収大幅増益で、親会社の所有者に帰属する当期利益も139億65百万円(+192.1%)と、3倍増益を計上している。
 
 これに伴い、期末配当を1円増配し、11円(前期実績差+4円)とした。なお令和7年(2025)12月期の年間配当金予想は、20円(当期実績差+1円50銭)としている。
 
 値上げによる各メニューの粗利益率の改善や店舗での食材ロスの低減、部門横断の原価低減プロジェクトで講じた対策などで、鶏卵などの価格高騰の影響を一定程度抑制。結果、売上総利益率67.4%と、「依然として業界の最高水準を維持」した。また販管費の大幅な抑制を実現。全店舗の経費執行のムリ、ムダ、ムラを徹底的に排除した結果、売上の安定的な回復に伴い、店舗の労働時間も適正に管理できるようになった。期中の新規出店43店舗、業態転換64店舗、店舗改装87店舗。

 次期業績予想は、売上収益4,450億円(+10.9%)、事業利益275億円(+13.4%)、営業利益250億円(+3.4%)、税引前利益223億円(+3.9%)、親会社の所有者に帰属する当期利益148億円(+6.0%)の増収増益を見込む。

ごはん彩々

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