◇ 農水省ら3省庁、9月14~27日に「サステナウィーク2024」

 農水省・消費者庁・環境省は9月14~27日、「サステナウィーク2024」を展開する。「みどりの食料システム戦略」に位置づけた「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」の一環として実施するもの。
 「サステナブル(持続可能)な消費のヒントが見つかる2週間」として、「あふの環プロジェクト」メンバーが、全国各地の小売店舗やWebショップなどでイベントを開く。また今回から、あふの環プロジェクト公式Instagramを開設。SNSを使った広報展開にも取り組む。プロジェクトメンバーは9月1日現在、202社・団体に及ぶ。催しの内容は以下の通り。

《あふの環プロジェクトメンバー主催イベント例》
△1週間にもう1杯お米を食べよう~ワン・モア・ライス~(コープデリ生活協同組合連合会)
 無理なく、気軽に手軽に、1週間に今よりも1食多く米を食べることで、米農家の応援はもちろん、日本の田んぼを守り、食料自給力の維持・向上をめざす取組み。
△飼料用米の取組み~お米育ち豚プロジェクト(コープデリ生活協同組合連合会)
 飼料用米を作り、その米で育てた産直豚肉を組合員に届けている取組み。飼料の一部を国産の飼料用米に替えて、日本の農業・畜産業を元気にする。
△佐渡トキ応援お米プロジェクト(コープデリ生活協同組合連合会)
 CO・OP産直新潟佐渡コシヒカリとその加工品の売上の一部を「佐渡市トキ環境整備基金」に寄付し、トキの餌場となる田んぼづくりに役立てている。
△自然栽培でのお野菜と米の栽培(つむぎて農園)
 温室効果ガス削減(見える化)の農産物の栽培と、地域資源を活用した農業を展開。
△廃棄米を使った紙ファイルの作成(㈱ニッスイ)
 フードロス削減に向けた従業員への意識啓発の一環として、廃棄米を原料とした紙ファイルを作成。ニッスイの各部署から、未熟米、虫食い米、食用に適さない古米、賞味期限切れの災害用備蓄米、工場の選別工程で排除された米など、廃棄される米を収集。作成した紙ファイルは、グループ会社を含めた全従業員に配布し、「少しでも無駄になるお米を減らしたい」という思いを共有した。

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